ピンと張って上を向いた形、長くダラーっと垂れた形。犬の耳の形は、犬種によってさまざまです。でも耳の形に関係なく、犬の聴力はとても優れていて、わたしたち人間の耳では聞き取ることのできないような小さな音や高周波の音も、聞き取ることができるのだとか。
また犬の耳は聴力だけでなく感情を表すことにも使われていて、緊張したり警戒したりしているときには、耳をピンと立てて気持ちを表すことは、愛犬家の方ならご存知だと思います。
そんな大切な犬の耳ですが、耳の病気にはどのようなものがあるのでしょうか。 犬の耳から悪臭がしたり、かゆがったり、また黒い耳垢が出たりする場合には、寄生虫や細菌に感染している可能性があります。また、かゆみが特にひどい場合には、耳たぶが内出血を起こしてはれ上がってしまう耳血腫(ギョーザ耳)になってしまうことも。耳血腫の治療は重症化すると切開・縫合などの外科的処置が必要となることもあります。外耳炎を放置すると、耳血腫に進展することが多いようです。またほかにも耳の皮膚がどんどん厚くなり、ひどくなると耳の穴が塞がってしまうこともある肥厚性外耳炎や、耳の腫瘍など、一口に耳の病気といってもさまざまな種類があるのですね。
犬の耳は、外耳の形から病気も多いそうです。犬種によってかかりやすい耳の病気もあるとか。
その多くがかゆみを伴う耳の病気。特に耳血腫に進展した状態で放置してしまうと、軟骨の変形や萎縮によって耳の形が変化してしまうこともあるということなので、そんなことになってしまう前に、愛犬の耳になにかいつもと違う症状を見つけたときは、できるだけ早く病院にかかるようにしたいですね。
もちろん、ちょっとした病気のサインを見逃さないためにも、普段から愛犬の耳の状態を気にかけておきたうものです。